
ここでは、実際に有限会社鷹で働く先輩たちの声をご紹介します。
仕事のやりがいや会社の雰囲気など、それぞれの想いをご覧ください。
土木部部長/施工管理
YOSHIKAZU TANIMOTO
国の機関でインフラ整備に65歳まで携わり、道路、橋、トンネルなど数々の国家事業の検査・監督を歴任。10を超える国家資格と50年のキャリアで培った知識・経験は、まさに会社の財産。社長からの熱心なスカウトを受け、有限会社鷹へ。現在は、豊富な経験を活かし、現場の施工管理と若手の育成を担う。
国の機関で、ずっと土木の仕事をしてきました。浄水・下水施設から、皆さんが普段使う道路や橋、トンネルまで、あらゆる社会インフラの測量、設計、そして国の事業の検査代行まで、50年やってきましたね。例えば、山口の中国自動車道ができた時も現場にいましたが、どのような土にどのような基礎が築かれているか、今でもしっかり頭に入っています。広島のことなら何でも分かりますよ。また、数々の災害復旧を経験してきたことも、私の大きな財産です。例えば、ただ土嚢を積むのではなく、水の流れを読み、決して決壊しない壁をどう作るか。豪雨の中で「作業を中断し、撤退する」という判断をいつ下すのか。二次災害の兆候をいち早く察知する目。そうした、教科書には載っていない、現場でしか培えない危機管理の判断力が、仲間の命を守る最後の砦になると考えています。
社長から声をかけてもらったのが、この会社に来たきっかけです。これまでの経験を若い世代に伝えて、会社の力になれるなら、と思いました。
私が仕事で一番大切にしているのは、「忙中閑あり」という言葉があるように、どんなに忙しくても心を持っていかれないようにすることです。私たちの仕事は、常に危険と隣り合わせ。どんな時も冷静な心を失わず、現場全体をまんべんなく見て、安全を確保する。それが私の役目です。そして、「みんなが楽しめないと、仕事は辛いだけ」。これは昔、先輩に教わった言葉です。仕事ばかりじゃなく、家庭も大事にする。仲間が安心して、そして楽しく働ける環境を作ることが、結果的に最高の仕事に繋がると信じています。
朝は8時に出社して、まず社長と打ち合わせ。その後、朝礼でみんなの健康状態を確認し、安全確認、ラジオ体操をしてから現場が始まります。私の主な仕事は、現場が円滑に進むように環境を整えることです。夏場は熱中症対策で10時と15時に休憩を入れたり、冬はストーブを手配したり。休憩場所やトイレ、灰皿の設置まで、職人さんたちが働きやすい環境づくりを徹底しています。進捗率の管理も重要な仕事ですね。15%以上遅れると大変なので(笑)。
この仕事で何より嬉しいのは、やっぱり「事故なく、無事に現場を終えること」。これに尽きます。常に死と隣り合わせだという緊張感を持ち続け、安全意識を全員で共有する。工事が終わって、みんなが笑顔で「お疲れ様」と言い合えた時が、一番やりがいを感じる瞬間ですね。
休日は、スキーのインストラクターをしたり、野球やテニスを楽しんだりしています。海外旅行も好きで、アフリカやフランス、エジプトにも行きました。色々な世界を見ることで、安全管理に対する意識も変わりましたし、グローバルな視点が今の仕事にも活きていると思います。
建設業界は「3K」なんて言われますが、私はそのイメージを変えたい。土日祝はしっかり休んで、プライベートも充実できる。今の時代に合った、誰もが胸を張って働ける職場環境を、これから入ってくる皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。必要なのは経験じゃありません。「やる気」、ただそれだけです。
もちろん、経験者の方も大歓迎です。今の技術に満足せず、とびも土木も、まんべんなくこなせるプロフェッショナルを目指したい。そんな成長意欲のある方なら、うちの会社は最高の環境だと思います。新しいことに興味を持って挑戦できる、そんなバイタリティ溢れる方と、一緒に働けるのを楽しみにしています。
指示された仕事をこなすだけでなく、これからの会社を、そして働きやすい環境を「一緒につくっていく」という気持ちのある方なら、きっとここで活躍できるはずです。